とてつもなくノアソング

林檎たんの「虚言症」は常々ノアさんソングだーと思っていたのですが、（正確にはノア×クレス）
２ｃｈあさくってたら歌詞読み取りスレで虚言症があって桐井さんのハートにクリティカルヒット。
というわけで２ｃｈのスレは転載可でよかったと思いつつ↓

「虚言症」読み取り大作戦（名無しにして頂戴、さま）

あー、しかし何故にこんなにも目が乾く気がするのかしらね？
白くも黒くも無い中途半端な手（＝黄色い手）いっぱいに広げられた未来予想図は、自分の手で変えていけるんだけど未だに白紙の侭だし。
思春期って何で、雨だとか人の波だとか、些細なものにも感傷的になっちゃうんだろう。
周りのクラスメイトは楽しそうだけど何か死んだ魚みたいな目をしてて、本当に生きてるって感じはしない。あたしとは違うし快くは思わない。だけど、皆と敵対する訳じゃないしな。

「線路上に寝転んで自殺したって新聞記事の女の子、孤独だからってそんな事しなくたって大丈夫だったんだよ。
あたしは今、貴女のために歌う事だって出来る。貴女の痛みを受け止めて一緒に傷付く事だって。あたしはいつも正直に、それ故にボロボロで生きるんだ」 

例えばその女の子が「そんな事は嘘で偽善的だ！」ってあたしを憎んだとしても、そんな物の見方がどんな未来を歩むのかなんて、あたしは全く知る気は無いの。
「そんな風に、いたずらに疑ったりしないでも大丈夫。孤独だって言うけど、貴女が今本当に一人で生きてるなんて言えるの？言えないでしょ。常にギリギリの危機感を抱いて生きてるあたしは、何時だって貴女の事を思っているのに」
髪の毛を風に流す自然の力を、すんなりと素直に受け入れる。明るく飾らず、自然の侭に身を任せて生きる事こそ、悪い事とは言わない。寧ろそれがいいんだ。
「無理矢理周囲に合わせて自分を飾ったり、繕ったりしなくても大丈夫。あたしは今、君のために歌う事だって出来る（中略）あたしは何時だって君を思ってるのに、嗚呼…」 

それでもやっぱり、貴女は虚言だって疑う？ 



くっはー！！（自分で貼り付けて興奮
貴女はクレス読み取りも可能ですがＣＰ無視すると茄月という未紹介ですがトレーナー♀になり、ます…


ちなみに↓だとクレスになる。


虚言症

突発的にわきあがってくるものに乾いた目を瞬かせ
日常で抱いた嫌悪や悲哀を並べてみる。これらにたいした意味や脈絡はない。

君も、一時のもつれた気持ちで崩れることなんてないのに。
私はこの場で今のあなたへ唄うこともできるよ。
誰にどう思われようが躊躇いもなく。

「言ってることが昨日と今日で違う」なんて憎まれ口たたかれても
心意を深追いしようとはしない。

言葉の他意を過敏に捜さなくてもいいのに。
君はいつも自分で崩れてしまいそうになる限界まで無理をする。

ふとした瞬間の風に抱かれて、その時々の気分に身をゆだねる
気ままさを否定する必要なんてないのに。

今にも倒れそうな自分を「まだ平気」って思わなくてもいいのに。
独りで崩れてしまうまで、君はいつも無理をする。

私はいつも君を想っているのに。
明日今の気持ちが変わっていたとしても。 


くっはー！！（二回目
やっぱり林檎たまの歌詞奥深ェ…としみじみしますよ…
これまで聞き手に意味を委ねた歌も無いよ、ね。人によってこんなに解釈がかわる。
桐井さんは最初の寄りだったんですがあそこまで綺麗に読み取れなかった…！


まだまだ続く桐井の歌詞メモは続きからです…
うわー！林檎たまだいすっきーだー！！！

特にキャラ指定はないけど好きだなーと思った和訳。


「歌舞伎」

楽しみたいのでしょう？　はっきりしてよ
隠れ蓑を見付けたの？
私達の秘密を知りたいのでしょう？
残念だけどそんなものはないの

今に現れるわ　ちゃんと見てて
邪魔だけはしないでね　何様のつもり？
ああ疲れる　貴方にはうんざり
でも御存知でしょう？　私達は貴方を責めたりしないわ

もっと欲しいの？　はっきりしてよ
嫌いな人がいたのかしら？
私達の秘密を知りたいのでしょう？
残念だけどそんなものは本当にないの

今に現れるわ　よく見てて
邪魔だけはしないでね　本当に何様のつもり？
ああ疲れる　貴方にはうんざり
でも御存知でしょう？　私達は貴方を責めたりしないわ

貴方なら参加できるわ　さあ早く
内気な態度は滑稽よ　何様のつもり？
そう！　とても甘美で贅沢よ
ほら　ちゃんと聞いて
私達が為す事全てが「東京事変」なの 


すきですねぇ…ええもう、すきですねぇ…。
あとクレスにはパラレルでシェンドという息子がいる時期があるのですが
そんな時期シンクロ！！（かっ　　となったのでメモ。


「葬列」

今朝、彼からメールが来た。「君の赤ちゃんみたい、産んでくれ」という文面。
それまで私は、彼に「赤ちゃん中絶しろ」って言われるかもしれないので不安だった。
そうじゃなかったので安心して嬉し泣き。嗚咽で過呼吸になりそうで、それを
抑えるのに必死。
もう、自分の赤ちゃんの亡骸を見なきゃいけない確率はゼロになった。
私は赤ちゃんに幸せになってほしいけど、この世は辛い。生まれるのが可哀想。

思春期、自分の存在について考え始めたとき、既に私は日本の足で地面に立ってしまってた。
つまり　生まれるor生まれない　の選択は自分で出来なかった。
自分の意思で生まれたんじゃない。
今までメスである事が嫌だった（「サカナ」の曲とか）けど、赤ちゃんを産むという
使命感を手に入れたので、「メスである意味」を見出した。
いまは、赤ちゃんのために自分の命を使い切り死ぬことを決心した。
赤ちゃんのためなら死んでいい。後悔しない。だから、私の亡骸を見ても、
弁護する必要はない。
どこにも「幸せな世の中」が無いのなら、私が赤ちゃんを幸せにしてみせる。 


くっはー！！（三回目
えーと。「月に負け犬」という歌はつくづく桐井のなかでタツイソングなんですが。
↓の歌詞を見て、なんか、うーうーうーとなりました。orz


「月に負け犬」

好きな人やものが多すぎて、何がそんなに好ましいのか解らなくなってしまったと言う僕に、君は不遜な一瞥をくれる。
別に意地をはっている訳では無いけれどそんな事すら僕は恐れなくなっている。
人や時間が、水の様に流れ
僕はその中に立ち止まっている。
だけどその中に僕が居てはいけない理由なんて無い筈だから
誰か僕に気付いてよ。
もしかしたら明日僕は何処にも居ないかもしれない。
だから今僕は走り出す。
ただ誰かに気付いて貰えたなら、
僕に後悔は無い。

爪先は冷め、頭の先まで凍え、心がさみしいと訴える。
其の間に季節は沈黙を破ること無く過ぎ去ってゆき、僕は未だ置き去りに去れたままで
耳は聡く喧騒や誹謗中傷ばかりを拾い集め
時間や年齢、成績や評価。
表示される数字に左右される世界に心は埋められていく。
何とか流れに足を捕られず越えようとも、結局目の前には何れも見た覚えがあるものばかりが並んでいる、あぁなのに僕は未だ迷い続けている。

足掻く事しか出来ない僕を、誰か見付けてよ。
甘受してくれる、何もかも赦し、包み込むように情をくれる優しいだけのあの人に
もう会う事はない、会わないと決めたから。
誰かに僕に気付いて、見付けて、そして愛して欲しいし、愛してみたい。
なのに自分の全てを晒けだす事は出来そうにない。
‥矛盾してる。
だから誰もいない、朝が来るよりも先に
僕は空に向かって叫ぼう。
僕は走っている、僕は叫んでいる、僕は歌っている、僕は此処にいる。
嗚呼、吐く息が熱くなってゆく… 


ああー「甘受してくれ～」の「あのひと」は桐井解釈だとつくづくアベルorその上でのエディデアなんですが
桐井の頭の中を覗きでもしない限り解釈はできな　い　ですよ、ね…！！

漠然としてる意訳だけどやっぱりすぱすたは良い歌です…


「スーパースター」

「未来は誰かが決めてくれるものじゃない自分で作っていくもの」
多分あなたならそう言うとわかっているんだけど私はあなたに問掛けたくなる
ほんのちょっとあなたのことを考えた朝に悲しくなって思い出して声をなくすの
あたしは貴方の強く光眼を思い出すけれどまた生き返ってもしも逢えたとしても喜べないよ
 こんなか弱いあたしでは貴方に逢える顏がないよこんな私は嫌だ
「答えは無限だいの可能性を秘めているんだ それは自分で見つけなければならないものなんだ」
あれからどのくらい過ぎたのかしら
貴方とよく歩いた公園の木の葉も何度も枯れ落ちて地面をつくっているよ
そんな大地蹴って歩いては貴方の声を探すの 貴方がもしかしてあらわれるんじゃないかって…
あたしに教えてくれた貴方の孤独に立つ強い意思を思い出すの度に涙を堪えて震えているよ
拙い今日のあたしでも明日からは貴方を愛する炎にちゃんと向き合える強い心が欲しいよ
もしも逢えた時は強くなった自分を自分で誇れることができるように
ビデオに写っているあなたはずっとあたしのスーパースター 


キャラ指定もなにもないけど「ほんのちょっとざわめいた朝に声を失くすの」は林檎たんを批判するメディア
のことをあらわしてるんだと思ってた。けど、
＞ほんのちょっとあなたのことを考えた朝に悲しくなって思い出して声をなくすの 
とあるから、そんな確定されたことでもないよねーと思い直し。

後クレスさんの歌。


「いけない子」

「明るく活発で、いつも笑顔の子でした。だから（自殺する）理由がわからないですね･･･」

そんなニュースに朝からがっかりする一方で　流してしまえる自分がいる
そうでもしなければこの世界を生き抜けない　私は正直で正しく自己防衛をしているだけ

だけどそうする毎日は、本当に純粋な人を傷付けてしまう　どっちを取ればいいのよ･･･もう厭だ･･･

「何かしらのトラブルがあったんでしょうね。現代の子どもに欠けるのは対人関係においての～･･･」

最近の若いのは、っていうけれど　じゃあこの社会を作り上げたのは誰なの？
こんな風な浮世にはやはりがっかりしてしまうけれど 明日のこの時間にはすっかり忘れてしまえている

淋しいから私と居るだけでしょう？　そんなの愛って呼ばない

もう一人の私が語りかける
「あなたも早く飛んじゃえ。その方がずっと楽なのは分かっているんでしょ？
迷わないで！考える度に疲労を覚えているのでしょ？」

「今日未明、××区のマンションで女の子の遺体が･･･」

また一人が犠牲に。

あの子みたいにいっそ、みんな死ねばいい･･･

命なんてどれほど美しく積み重ねてきても、残像だけ残して消え去ってしまうの
どうしてこんなに汚い哀しみの為に涙が流れるのだろう 私には関係ないはずなのに･･･

あとは切欠さえあればいつでも飛べる
そんなギリギリの中、私は酸欠状態で生きているんだろう
もう考えるのはやめた
死ねないのなら、苦悩を背負って自嘲するしかないんだ
それが生きるってことでしょう？ 


スレ住人さんは怖い！とか言ってますが
桐井は弁解ドビュッシーはこれくらい病んでるのがすき。


「弁解ドビュッシー」

演技に演技を重ねて　本心なんてどれなのか。もうその境界を探すこと自体、疲れた。
どう足掻いたってママのスケジュールみたいな人生なんだもん。

毎日の塾・ピアノ・バレエ・英会話・書道･･･
それぞれは素晴らしい筈なのに、全部私に必要なのかな？こんなにも嫌いになっているのに･･･
この驚異的な苛立ちをドビュッシーに乗せてピアノを叩く。

どんなに頑張ったって、ちょっとでも評価を下げたなら「仕様がない子」って言ってローテーションはキツくなる。
二人で違う涙を流すなんて馬鹿みたい･･
もう疲れた。このロープで私の存在自体なかったことにしちゃおう。

何でもなせる必要はなくて、目の前の事態を専門にできる親が欲しかった。
見えない鎖で繋がれて犬のような私。
未だ見えない先を危惧して、こんなに圧しつけられるのなら
将来をぼやかして好い加減に飛んでいるフリーターの方がマシよ。

私は「現在」が欲しかった。

初めて抜け出した教室。それにだってママは「何でも買ってあげるから、早く戻りなさい！」
これらが私への愛情だなんて可笑しい。
ずっと「普通」の穏やかな家庭に憧れていたけれど
あんたからはそんな真の慈愛すら欲しくないって思うの。

「全部将来に必要な大事なことなの！早く戻りなさい！」
―本当はあんたも含め、全部ゴミだ。
「聞いてるの！？いい大学行けなくなるわよ？
教養ある者だけが社会の勝ち組なの！そう”なってる”のよ！」
―本当は全部、お前みたいな腐った大人が造りだしたまやかしだ。

少女は隠し持っていた何かを手に、母親に歩み寄って行った。

「本当は全部･･･本当は全部･･･本当は」 


透明人間＝林檎たんと息子さんの歌って解釈は知れ渡りすぎているけど、
桐井は未だにそういう理解ができないんだなー。
歌舞伎の訳をのっけてくれた人と同じ人の透明人間の解釈↓
桐井にはこっちがしっくりくるなぁ


「透明人間」

私は片思いしている。私はそれを隠そうとしているけど、同じように恋している人には気付かれてしまうかもしれない。
友達の前では絶対このことは言わない。自分の恋は隠しておこう。
みんなに秘密にしているのは楽しいけど、すぐバレるかもしれないけど笑わないでね。
私は周りに居る友達や家族、物への好意なら隠さないよ。

私が片思いしている貴方が笑ったり喜んだり驚いた時は、素直に同じ感情を味わいたい。もう少しで１日も終わる時間だね。素直な気持ちなれば、明日になることだって恐くないよ。

私は片思いをしている。私は態度に出てしまうから隠していたいよ。
ある日貴方の悪い噂を聞いてしまったの。それを信じることは私にはできないんだ。本当のことを自分で確かめたいよ。

貴方が怒ったり泣いたり悲しんでいるときは、私が元気にしてあげたい。
今まで楽しく過ごしてきたけど、もうすぐお別れの季節になるね。

私が照れたり、病んだり、喜んだり、悲しんだりしたら、この気持ちに気付かれそうになったの。

今夜はいつもと違って明日になるのを恐れないよ。
あなたは春にはこの場所とお別れしてしまうけど、私は元気に過ごすよ。
またいつか貴方に逢えたら良いな。
それじゃあさようなら。 



とりあえず今日はこのへんで（・▽・ノシ